年金担保金融
年金担保金融とは、年金証書・通帳・印鑑を担保に貸し付けを行う業者のことです。年金を担保に奪い去る詐欺行為の一つになります。年金担保金融は「年金立替」等の広告で申込者を募り、年金証書等や銀行の貯金通帳、銀行印、キャッシュカード等を担保に取って融資し、その債務者に振り込まれた年金から融資額の回収を図る金融業者です。
年金担保金融では、スポーツ新聞等で中高年融資・年金立替・シルバーライフの応援などという広告を出して勧誘を行ってきます。
年金担保金融はこれ以外にも通帳と印鑑を使い、返済と称して債務者の年金を勝手に口座から引き落としてくる業者もいます。2004年に法律の改正によって、これらの担保に取る行為は罰則付きで禁止されています。それ以前は金融庁のガイドラインで禁じられてだけでした。
また、年金の受給権を担保することも原則で禁止されていて、例外的に担保にできるのは福祉医療機構などのような法律で決まっているものだけでになっています。
年金担保金融というだけあって狙われる顧客は高齢者の方が多く、業者は容赦なく取り立ててきます。しかし、銀行や郵便局以外このような行為はあり得ません。とても悪質ですので騙されないようにして下さい。
業者の中には、福祉医療機構と類似した名称を使っていたり、福祉医療機構を紹介とすると紹介料を請求する業者もいます。また、返済をしていない場合は印鑑と通帳を使って、「返済」だと債務者の年金を勝手に降ろしてしまうこともありますので注意しましょう。